塩ビパイプの切断
下記のリンク先に今回製作する笛の図面を提示しましたので
参考にして下さい。
この図面を見てもらうと全長がL=488mmと記してあります。
これは私所有の篠笛(3本調子)の寸法を正確にコピーしたものです。
ただ、調律の関係上、抑え穴のピッチ(間隔)はチューナーで正確に確認
しながら決定していますので自分の篠笛のピッチとは多少の違いがあります。
ただ寸法が決定してしまえば篠笛などの自然の材料とは違い量産しても安定
した品質に仕上がります。↓KORG製のチューナー
ホームセンターで購入してきた塩ビパイプは2mですので4本分製作できます。
これを旋盤にチャックキングして突切りバイトで488mmに切断します。
切断面はエッジが立ってますので、外形部は両端C1,の面取りを施します。
内径部は片方の端面のみC0.3の面取りをします。これは笛の吹き口側は
栓をしてふさいでしまう為、内径の面取りは必要ありません。
吹き口側の栓は「MCナイロン」という樹脂材料でエンジニアリングプラスチックで
機械的特性に優れ・・・・まぁ専門用語はおいといて、社内の端材を利用してます。
塩ビパイプの内径がφ13なので旋盤でMCナイロンの外径をφ13の圧入寸法に仕上げます。
MCナイロンの長さを51に製作して吹き口側に圧入します。接着剤等は使用していません。
なんてエコなんでしょう(笑)
パイプに印刷された白い型式の文字はアルコールなんかで簡単に落ちます。
今回は旋盤加工をレポートしました。
でゎでゎ To Be Continueed !!
がっちりマンデー(日曜日朝7:30 TBS)に紹介したいわぁーーー!!!