穴開け(下穴)作業
この項はフライス盤による穴開け作業(下穴)に関してレポートします。
この工作機械も物つくりの世界では一般的な機械ですが、初めて耳にする
という方の為に↓に標準的なタイプのフライス盤全景写真です。
機械中央に“バイス”という品物を挟み込む工具がついています。
ここに旋盤で加工したパイプをセットします。
職人さんが笛製作用のバイスの“口金”(パイプを挟み込む部分の金具)を
特別に作ってくれました。↓長い鉄の板が特製口金です。
これで量産体制だー!!なんちゃって(笑)
↓パイプを挟み込んだ状態。手前のストッパーに基準面
(栓をした反対側)を当ててセットします。
各穴ピッチは図面の様に等間隔ではありません。
このピッチが音程にとって、たいへん重要となります。
フライス盤の数値入力で次々に穴を開けていきます。
さすがに機械加工だとパイプに対する直角度、平行度、位置度
ピッチ公差等、正確に製作できます。
↓フライス加工後のパイプです。
この穴はあくまで下穴です。次工程ではボール盤で
各穴径に仕上げていきます。
でゎでゎ To Be Continued !!
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